団体概要outline
団体名 | 特定非営利活動法人ねこdeko |
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本部 | 兵庫県川西市 |
設立認証 | 2025年9月15日 |
代表理事 | 上阪 典子 |
活動目的 | 川西市および、近隣地域においてTNRと地域猫活動を広げるとともに、市民や自治体との連携をさらに深め、殺処分ゼロ、野良猫問題の根本的解決を目指します。 また、動物愛護と地域福祉の融合を図る活動を通じて、命を大切にする社会づくりにも貢献してまいります。 なぜなら、動物と人間が共生できるまちづくりを進めることは、地域の福祉と環境保全の両面で重要であると考えているからです。 |
活動内容 | ・川西市内または近隣地域の野良猫に対するTNR活動(捕獲・不妊手術) ・市民への啓発活動(いのちの授業、講座、チラシ配布、SNS発信など) ・行政や獣医師、他団体と連携した支援体制の構築 ・保護猫の一時預かり ・保護猫の里親会の開催 |
役員 | 理事長 上阪 典子 副理事長 田中 信世 理 事 秋本 真奈 監 事 西山 博大 |
会計報告/年次報告書Annual & Financial Reports
収支報告 | 事業報告 | |
2025年(9月NPO認証) | ||
2025年7月 | 収支報告 | |
代表あいさつGreetings

初めまして。
「ねこも人もHappyに!」が合言葉の
NPO法人ねこdeko 代表 うえさかのりこです。
私がのらねこと出会ったのはちょうど20年前になります。
たまたま出会ったこねこを拾って家族にしたことで、ふと「のらねこってなんだろう?」
という疑問を持つようになり、いろいろ調べたり勉強会に参加するようになりました。
そして知った「殺処分」という言葉。
この言葉は私にとっては衝撃でした。
「人間の都合だけで、意味もなく殺される命があるってどういうことだろう?」と疑問を持ちいろいろと調べ「のらねこのボランティア活動」に行きつきました。
私の中で「殺処分ゼロ」は一つの大きな目標になりました。

その後、あるボランティア団体に所属し、のらねこを取り巻くいろんな問題に関わってきました。
のらねこ問題の解決にはボランティア、その地域で暮らす方、そして行政の力が不可欠です。
どれが欠けても解決への道はなかなか難しいものです。
私たちは、この問題の解決に向けてしっかり行政にもかかわっていただく体制を作りたいと考えています。
また、私たちは定期的に保護猫の里親会の開催をしています。
たくさんのボランティアさんや個人の方がのらねこを保護し、里親さんに命のバトンを繋ぐという活動を頑張っておられるところの応援をしたいという思いから始めました。

同時に、たくさんののらねこに関わる中でもう一つ気づいた大切な事があります。
それは「のらねこたちはどんな状況でも、どんな状態でも懸命にただ生きようとしている」という事です。
ただ純粋に生きるその姿には言葉にできない尊さのようなものを感じます。
たった一つの与えられた命をその時その時懸命に生き抜くという、とてもシンプルでとても大切な事を、私たちは日常の中でうっかり忘れてしまっているのかもしれません。
そのシンプルで大切な「たった一つの命を大切にするってどういう事だろう?」
という事を、今を生きる子供たちに伝えたいと思い、紙芝居を通して「いのちの授業」を開催しています。
大人の方にも是非聞いていただきたい内容となっています。
何か大切なものを思い出していただけるかもしれません。

私達が目指す活動は、「1頭でも多くのねこを幸せにしたい」だけでなく、
「そこに関わる人も幸せになってもらいたい」という思いがあります。
そうして、ねこと人が共に生きることができる、優しい街づくりを目指したいと思っています。
